
バスケの各ポジションは試合中に求められるスキルが全く違います。
それぞれのポジションがどんな役割を持っているのかを把握する事もバスケ上達の大切なポイントの1つだと言われています。
また、役割を知っていると試合観戦もより楽しめるようになります。
本記事では、バスケのポジションをそれぞれ細かく解説していきます。
ポイントガード (PG)
ポイントガードは、チームの中心となり、攻撃を組み立てるといった役割を持つポジションです。また、相手チームのポイントガードをマークするのが試合中の基本となります。
ポイントガードには、ドリブルでコートを駆け回るスピードやチャンスメイクをするためのパス技術が求められるので、コート全体を見渡す視野も重要です。
さらに、ポイントガードは、試合中のチームの中心となる存在であり、監督やキャプテンとは違ったリーダーシップを発揮する事も求められます。
シューティングガード (SG)
シューティングガードは、得点力を持つポジションであり、チスコアラーとしての能力が求められるポジションです。また、ディフェンスとしても重要な役割も担っています。
シューティングガードは、スリーポイントシュートやミッドレンジシュートといった飛び道具が得意な選手が起用される傾向があります。ゴールから離れたエリアからチームの得点源として活躍する事が求められています。
スモールフォワード (SF)
スモールフォワードは、ポイントガードやシューティングガードに比べて身長が高く、若干のパワーやスピードが求められるポジションです。それに加えて、得点能力やリバウンド力、ディフェンス力といったスキルも必要です。
インサイドとアウトサイドの両方のシュートが得意な選手が多いポジションでもあり、チーム内で攻守のバランスが良いオールラウンドが起用されてます。
パワーフォワード (PF)
パワーフォワードは、身長や体重が大きく、リバウンドやインサイドプレーをメインとするポジションです。
チームの攻撃の中心・エースとして活躍する事が多く、チームで最もスコアリング力を求められます。自身が相手チームを切り崩して得点をするだけではなく、切り込んだ後にフリーになった他のチームメンバーにパスをする正確なパス技術も必要となります。
センター (C)
センターは、チームの中で最も身長が高く、リバウンドやブロックショット、シュートブロックなどの能力が求められます。また、ディフェンスにおいても重要な役割を担います。
インサイドプレーが得意な選手が起用されるポジションで、チームのディフェンス力を高める事やチームの大黒柱的な活躍が期待されています。
ポジションに合わせた練習も必要

上記で解説した通り、バスケの各ポジションで求められるスキルが異なります。
前回記事にした個人練習だけではなく、ポジションに合わせた練習もバスケでは必要となります。
自分が目指すポジション、任されたポジションは試合でどのようなスキルが必要となるのか考えながら、ポジションに合わせた練習を取り入れてみてください。
まとめ
今回は、バスケの各ポジションを細かく解説してみました。
これでバスケの試合を見る時に、各選手の役割が大まかなに理解できるようになったのではないでしょうか。
東京サンレーヴス等の強いチームの各選手は「なぜそのような動きをしたのか?」といった点に注目しながら試合を見るとより効率良くバスケが上達できるようになるはずです。